市政報告report
鎌倉市は令和4年当初、新型コロナウイルス感染症の影響で市税の大幅な減収を見込み、令和5年度予算を編成できない危機にありました。しかし、コロナ禍でも市税は2年連続増収となり令和5年度、令和6年度と過去最大の一般会計予算が編成され本会議で可決してきました。一方で、老朽化した公共施設の維持管理費や扶助費の増大で財政の硬直化が引き続き課題であり予算の自由度は限られています。少子高齢化の進行で令和12年(2030年)には人口が17万人を下回り高齢化率は33.2%となります。経済発展と社会的課題の解決を両立しなければ、未来はありません。子や孫の世代が生きることが辛い社会ではなく、結婚・妊娠・出産・子育てに夢や希望を感じられる社会の実現を目指して市政を切り拓いてまいります